学校の掃除当番での雑巾がけは色々なことを教えてくれました。
水の冷たさに感じる季節感
床や机がきれいになった時の清々しさ
身体と心を鍛えてくれたのも雑巾がけ。
床の雑巾がけでは足腰の筋力や体幹が否応なく鍛えられました。
決められた当番をやらされることの憂鬱さや、そしてちょっとさぼってしまった時の気まずさ、
集団行動やチームワークもここで知りました。
そう、雑巾がけは、周りと協力し助け合うこと、モノを大事に使うこと、等など、
実に色々なことを教えてくれました。
それは、まさに今求められているSDGs(持続可能な世界)を目指す精神と共通するものです。
そして今、学校での“雑巾がけ”掃除を通じてSDGsを学ぼうという教育プロジェクトが立ち上がりました。
自分達で裁縫して作った雑巾で、拭き掃除をする。お掃除を頑張った結果ボロボロになった雑巾は最後、土に還る。
そうした循環型社会の在り方を身をもって体験する機会。
そんな学びの場の提供を可能にするのが 土に還る和紙布CURETEXなのです。
CURETEX®とは?
和紙繊維〈CURETEX®〉とは、多年生植物の長繊維のみを原料とし(針葉樹や広葉樹などの木材パルプを含まない)
日本古来の製法で抄紙された和紙で出来た糸で、様々な効果効能を持っています。
全く化学的な加工を施すことなく、消臭性、抗菌性、UVカット等様々な効果効能が発現し、洗濯を繰り返しても劣化することがありません。
また、土壌に敷くと短期間(3~6カ月)で完全に生分解します。土壌微生物の多様性や活性値が向上することで、
土壌改良効果があり無農薬で野菜を栽培することができます。
CURE雑巾プロジェクトの概要
企業と学校が協力してSDGs教育の場を設置
- 企業から学校へのCURETEX雑巾裁縫セットの協賛提供
- 企業の学校への特別講義
- 家庭科の裁縫の授業で雑巾制作
- 下級生等に出来た雑巾をプレゼント
- 掃除当番で雑巾がけ掃除
- 使用済み雑巾を学校や家庭の庭、畑などに残置し土壌改良
- 雑巾が土に還るまで経過観察
3月
協賛企業
決定
協賛企業
特別授業
雑巾裁縫
プレゼント
頑張る雑巾がけ
土に還る
プロジェクト賛同事例(連光寺小学校/東京都多摩市)
小学校全景
特別授業風景
雑巾寄付贈呈
様々な環境問題の中で、温暖化とプラスチックは大きな課題です。
プラスチックは化繊としても多用されています。
この度、キュアグループ様に循環素材である和紙繊維から作られた家庭科練習布を作っていただきました。
使用後は、校内の園芸活動に使用して循環をさせることができます。
教育活動の中で、たとえ僅かであってもできることから進めていくことで、学校もSDGsの達成に協力できます。
感謝とともに、同じ思いをもつ方々に出会えたことで、児童も持続可能な社会への思いをさらに強くすることができました。
ありがとうございます。
学校長からの一言
全国の学校関係者の皆様へ
和紙繊維製 CURE雑巾プロジェクトに是非ご参加ください!
ご参加応募に際してのQ&A
このプロジェクトに参加するのに学校側に何か費用負担などは発生しますか?
CURETEXの雑巾は協賛企業から寄付されることを想定しておりますので、特に学校側に何か費用が発生することはありません。出来ましたら協賛企業の方からの特別授業や贈呈スピーチ等行っていただく機会を設けていただければと存じます。
参加希望を表明したけど企業からの協賛が付かないこともありますか?また企業からの協賛意向を受けた後にお断りすることもできますか?
協賛決定までに時間がかかることや、協賛が付かない可能性もあります。一方、協賛意向を受けた後にお断りすることも、もちろん可能です。
複数の企業から協賛意向があった場合には、どのように決まるのですか?
基本的に、意向表明の早い企業を優先して協賛いただくことになります。
応募した場合には情報は一般公開されますか?また、他の学校の応募状況は分かりますか?
はい、応募した学校は協賛企業が決定されるまでの間、本サイトに掲載されますので、一般公開されます。また同様に他の学校の応募状況も本サイトにて確認できます。
企業の皆様へ
CURE雑巾プロジェクトへの協賛ご協力をお願いします
株式会社キュアグループは、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジに、
「和紙繊維製 CURE雑巾プロジェクト」が登録されたことをお知らせします。
プロジェクトページはこちらからご覧ください。
雑巾がけという世界に類を見ない日本の伝統的な学校の掃除教育の機会にSDGsという新たな意義を与える
本プロジェクトに是非協賛をお願いいたします。 (生徒一人につき(=1キット当り)1,000円。学校単位でお願いしております。
例えば、対象学校の必要キット数が200の場合は、20万円の協賛をお願いすることになります。)
協賛企業様へは対象学校の生徒さん達に自社の環境への取り組み活動などをご紹介する特別授業の機会のご提供や、
小冊子の配布などのPRの機会も設けていただくよう学校側にはご依頼させていただきます。
この企業と学校のSDGs教育コラボレーションという類稀な機会を是非ご活用いただければ幸いです。